2017年05月29日

ブライトリングDC-3の世界一周チャレンジ  後編

ブライトリングDC-3は規定のコースを飛べず福島市内から郡山へと向かう。

規定のコースを飛べないという事でのサプライズであろうか?

それは飛行中のコクピットをこの目で見せていただくというものだ。ハイジャック事件が起きてから立ち入りが制限されなかなか普通の飛行機では出来ないことが・・。

ただし、機内は小刻みに結構揺れるので通路を慎重にゆっくりとコクピットへ。

コクピットは一般の飛行機と違い扉などの隔たりはない、そしてこれが実際の操縦している写真だ

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高度300メートル。写真では下の視界が写らなかったが、実際はくっきり

福島空港上空を旋回している間はこのように乗客へのサービスが行われていました。
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今回のフライトで一番心に残るのは緑が多い福島は空から見ると本当にきれいだと言うこと。東日本大震災でこの美しい福島が一番の被害を受けてしまったこと・・・。私も岩手で暮らしたものとして、また弊社には東北にオフィスを構えるものとして早い復興が望まれる

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このDC-3は空にあがると初めて水平になるという不思議な感覚。

地上では後ろ下がりで、滑走路をスピードを上げていくうち水平になり浮き上がる。他ではなかなか体験できない感覚です。
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今回、実際座らせていただいた座席は今の航空法にあったものに変更されているそうだが、こんな感じ
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案外、ゆっくり出来る仕様の椅子だ。

このDC-3は世界一周をするため通常は客室に予備の燃料タンクを積むことから座席数は14席。

前と後ろに分かれて乗車するが、そのスペースがまた眺めを見るには最適空間となる。
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フライト時間は30分少々の空中散歩。私のバイクと同じようなエンジン音と微妙な振動、これがきっと昔のステータスだったのだろうか?
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フライトを終え福島空港に到着すると空港の見学者デッキにはご覧の人だかり。DC-3は航空ファンにはきっと相当貴重な存在だと言うことを示している。

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そして、駐機場に停まるとなんとグランドのスタッフがお出迎え、これもなかなかの演出です。

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最後に外から見た機体もご紹介です。

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これが主翼部分だがこのラウンドはきれいです。現代の787が独特のラインをもちますが、これはそれ以上にきれいに感じます

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これは到着直後のコクピットの様子。計器も現在の最低限の装備がないと世界の空港を利用できないと言うことで当時にはないGPS等も装備。

前回、コーヒーカップのような遠心力を感じると称した地上での曲がり方ですがこの写真を見ていただくと、リアのタイヤが思いっきり曲がるので外側にGを感じる構造が想像が付くのではないでしょうか?

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このようなDC-3に乗れるという機会は日本では今後、難しいのかもしれない。
だからこそ今回の体験フライトは今更ながら貴重な経験をさせていただいたんだなあと感謝しております。が、飛行機が苦手気味の私には少々つらい体験でも・・・。

とはいえ相対的に終わったから言えるのだが、ありがとうございました!と素直に言える体験だと思います。

この世界一周が9月のスイスで成し遂げられることをお祈りせずにはいられません。

最後にいろいろな角度かお撮りしたDC-3の写真をご紹介して、世界一周チャレンジ報告を終わります。

そして、最後にレッドブルエアーレースの会場をローパスする幕張でDC-3をお迎えしましょう!
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上はキッズフライトの様子

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誘導路へ

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滑走路へ

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テイクオフ

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着陸

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福島の街並みをバックに

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askulryoko at 20:19│Comments(0) 本社オフィス(墨田区) | 東日本支店 東北(岩手県)

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